4.車いす
車いすには、いろんな形や機能があります。障がいの状況や使用する場面を考慮して選ぶことが大切です。
足台を取り外して、乗り降りをしやすくできます。
背もたれの張り具合を調節して、姿勢を楽にすることができます。
背もたれを折りたたむと、コンパクトに収納できます。車に積むときなどに便利です。
クッションを使って、背筋や腹筋の力を補い、しっかりとした姿勢を保つことができます。
5.電動車いす
車いす同様、様々な形や機能があります。使用する環境や安全性を考慮して選択することが大切です。
後方のギアのオン・オフで走行と介助の使い分けをします。
家庭用のコンセントで充電できる電動車いすも多くなっています。
3)少し変わった電動車いす
これは「電動リフト式普通型電動車いす」です。座面を上下させて、乗り降りの自立を助けます。
上昇時
下降時
※ 電動車いすの支給を受けた人は、普通型車いすの支給は受けられませんので注意が必要です。ただし、手押し型車いすの支給を受けることはできます。
6.重度障がい者用意思伝達装置
意識ははっきりしているのに、両手両足が不自由でジェスチャーができず言葉も発することができない人が、コミュニケーションをとるために必要な補装具です。ノート型パソコンのような装置にコミュニケーションに必要な様々な機能が組み込まれています。指先の動きやまばたきなど、身体のわずかな動きを使って入力します。インターネットで買い物を楽しんだりする人もいます。
意思伝達装置
指先、舌、まばたきなど意思を伝える動きによって、様々な入力装置が用意されています。